消えた「一億総中流」


「一億総中流」という言葉がほぼ死語になって久しいですね。団塊世代が活躍している頃は、人口増加の恩恵もあり「日本国民」がみな揃って裕福になっていきましたが、団塊世代の退職後、貧富の差は拡大の一途を辿っています。

今40代の元同期には年収2,000万円のサラリーマンもいるし、年収ほぼゼロの人もいる。部長、副部長、局長、支店長、課長、係長、主査、主幹、主務、平社員。役職も様々。自分で会社をおこして、何億円もの金額をバリバリ稼いでいる人もいます。

男女の格差も働き方改革で縮まるどころかさらに拡大しています。特に晩婚化は日本だけでなく世界的な問題になりつつあるのですが、貧富の差を拡大させていると思います。

晩婚化と貧富の拡大

「え?晩婚化がなんで貧富の差拡大につながるの??」


不思議に思うかもしれませんが、少し考えればすぐに分かる事。2人で住めば生活コストをメチャクチャ削減できるんですよ。家賃8万+家賃7万の二人が家賃10万円の家に同居すればそれだけで5万円うきます。さらに光熱費等、コストも安くなる。

「結婚」は貧困防止の為の社会的制度でもあったわけです。現在アラブの国では結婚できない男性がいっぱいいます。一夫多妻制を敷いている為、貧乏で身分の低い男子は妻を養うためのお金がないため一生実家暮らし。女性は一夫多妻制なのでお金持ちの所に嫁ぎます。日本はどうでしょうか?

古い価値観

日本において「一夫多妻制」は認められていません。仮に「一夫多妻制」であれば結婚できないレベルの男性でも日本は「一夫一妻制」なので相手が巡ってきて、結婚できたという状況が長く続いていました。

・20代後半で結婚して子供を作るのが当たり前。
・ローンを組んで家を建てるのが当たり前。
・給料はどんどんあがるから若いうちは我慢しろ。

これが昔の価値観。今はどうでしょうか??給料はどんどん上がるようなことはありませんし、二極化しています。人手不足があちこちで囁かれていますが、人手不足になる職種は大概決まっており、介護職やサービス業で人が足りない一方、従業員1000人以上の企業の一般職などは、人手が足りているため新規ポジションは凄まじい倍率になってしまっています。あらゆるものがこの資本主義世界の中で二極化しているのです。

レールの上を進む場合の隠れたリスク

南アフリカ共和国という国は昔アパルトヘイト政策をしていました。白人と黒人は座る椅子も区別され、同じレストランで食事は出来ず差別的な政策がとられていました。しかしながら、使用人等、黒人の雇用は確保され「低い失業率」「低い犯罪率」「高い満足度」があったこともまた事実でした。

アパルトヘイト制作が廃止されて人種差別がなくなった途端、ヨハネスブルグでは大量解雇がおこり、街には失業者が溢れ、世界で最も治安の悪い街になりました。中心部のオフィスは占拠され、企業は近隣のケープタウンに逃げ出しました。負け組と勝ち組に分かれていったのです。そう、ピンときた方がいると思います。今まではレールの上を進むだけで適度な幸せが得られていたのにいつの間にか

「レールの上を進んでいたら負け組になっていた。」

という人が多いのです。奴隷解放だってそうです。炭鉱で奴隷として働いていれば3食の食事を食べる事ができ、安定した生活ができていたのに奴隷解放がおこったために奴隷は失業し、食べ物も手にすることができないホームレスになった。

こういうのはよくある事なのです。ダメな時もいい時もある。ひたすら何も考えず続ければいいという考え持っている人もいますが私は間違いだと思います。何故ならばずっとダメな可能性もあるからです。行動を起こさず頑張っているだけでは報われない可能性もあるのです。

価値観は時代と共に変化する

「サラリーマンや公務員の方が安定的である。」

という考えも今後どうなるかわかりません。何事も戦略的に考えていく必要がります。

・収入を多角化し解雇されてもいいように備える事
・自分で稼ぐ能力を身に着ける事
・最も自分の能力が生かせる仕事につく事
・将来のプランを計画し実行の為行動する事

勝ち組になる為の戦略

勝ち組になるためには何をすればいいのでしょうか??

勝ち組になるためには戦略が必要です。ですが、方法は1つではなく複数の手段があります。たとえばサラリーマンの場合であれば、出世がも勝ち組になる手段になるわけですが、能力にさしたる差が無くても、出世する為に動いたものは出世し、出世する為に動かなかったものは出世していないというのが現実です。あなたの手段はなんでしょうか??投資ですか?副業ですか?事業ですか?出世ですか?玉の輿ですか? 

みなさまのご武運をいのります。




<広告>