今から買っても間に合いますか?

「今から株を買ってもまだ間に合いますか?」この質問はおそらく過去100回以上うけました。答えはおそらくYESです。グロース株の場合特に成長ストーリーが崩れていない場合、間に合います。例えばエヌビディアが38ドルの時「今からエヌビディア(NVDA)を買って間に合いますか?」と言う人がいました。100ドルを超えても間に合いますか?という人がいました。では今(2018年5月30日)エヌビディアの価格はいくらでしょうか?株価は240ドルを越えていました。今度は「エヌビディアを240ドルで買ってもまだ間に合いますか?」と言う人が出てくると思います。エヌビディアが上昇する過程では108ドルで売却してホクホク顔で下記のように掲示板に自慢を書き込んでいる人もいました。


「頭と尻尾はくれてやれと言いますしね。一番おいしいところをいただきました!」と。この人にとって、いったい頭と尻尾はどこだったのでしょうね?

いつ買ってもよかった!

株主は上昇過程で結構入れ替わるのです。ネットフリックス(NFLX)もいつ買ってもよかった銘柄といえます。私は150ドル前後から注目をしはじめ、実際投資をはじめたのは300ドルを超えてから。高値を抜いたところで最高値買いをしています。ですがそれでよいのです。ネットフリックスもまた爆発的な成長力を見せて1年以上ネットフリックスを保有する全ての株主に莫大な利益をもたらしました。

200ドルで買おうが250ドルで買おうが長期で保有した人は全員儲かったのです。アップル(AAPL)やアマゾン(AMZN)でも同じことが言えます。成長が続く株やETFであれば買えるのです。S&P500連動ETFも上場来高値の更新が続いており、仮に高値で買ってしまったとしても、20年以上の長期保有を行う事で全員が含み益になっている計算です。

しかしながら、指数はともかくとして個別株の場合、注意を必要とするケースもあります。

注意を必要とするケース

個別株においてはいくらホールドしていても、20年待ったとしても高値を更新してこないケースがあるので注意を必要とします。下記のような場合は特に注意するべきだと思います。

①売上、EPS、翌四半期ガイダンスが市場予想を上回ったのに株価が下落
②業績は最高益にもかかわらず株価は少し前から下落している
③四半期決算が2連続で市場予想に対し期待外れだった

このような場合、持っていない場合は買わないのが恐らく正解。既に保有している場合はロスカットになったとしても売却が賢明です。私の経験をふまえ代表的な例をあげましょう。ギリアド・サイエンシズ(GILD)です。私はこの株を保有していましたが、100ドル越えの株価で売却しました。理由は①の条件を満たしたからです。売上、EPS、翌四半期ガイダンスが市場予想を上回ったのに株価が下落してしまったのです。

画期的でもダメな時もある

ギリアドの場合、予期せぬ失敗を市場は直ちに織り込みました。では予期せぬ失敗とは何か?製薬会社からすると美味しい薬というのは、死ぬまで飲み続けてもらうことができる薬です。高脂血症の薬、高血圧の薬、血栓再発予防の薬等、いずれも生きながらえる限り飲み続ける必要があります。しかしながら、ソバルディーやハーボニーはC型肝炎自体を完治させてしまい、飲み続けてもらう事が出来ない。

明らかに人類にとっては素晴らしい薬ですよ?ただし株主、製薬企業からするとおいしくない一面があったのです。ギリアドは別のブロックバスターを開発する必要性に迫られました。株価が大幅に下落してしまったのにはそれなりの理由があったのです。そして市場はいち早く変化の予兆を織り込み株価は下落してしまうのです。

先ほど記載した①②③の条件を満たしたような場合は、成長ストーリーが崩れた可能性があります。成長ストーリーが崩れてしまった場合は機械的に売るのがひとつの手でしょう。条件を設定し、機械的にロスカットできるよう気持ちを整えておくことがグロース株で成功するコツになります。ロスカットを避ける事は困難です。私はロスカットはコストと割り切っています。



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